蚊の屁の突っ張り

2013/04/09

東電福島原発の放射能汚染水の貯水槽から大量の水が漏れているそうだ。5日(2013年4月)には総量120トンとされたが、7日には別の水槽からも漏れていることがわかり、漏れた総量は167トン、放射線量は7100億ベクレルだと報道されている。もし中小企業がこんなことをやったら担当者から社長まで直ちに警察にしょっ引かれ、刑事罰を喰らうに決まっている。東電に関しては、どんなミスを犯しても、何が起きても、「想定外」の延長線上のこととして、刑事責任を負わされることはなさそうである。社員は多少は減らされたとは言え未だに高級取り、電気料金は値上げ=結論的には被害者負担。何故?何故?何故?なぜこれが罷り通るのですか?・・・小生にとっては理解を超えた世界です。

2013/04/02

 今年は桜の開花が例外的に早く、姫路城三の丸も3月の末日、4月朔日のウイークエンドには既に満開に近く、二十年に一度の「総社の三つ山祭」が3月31日から一週間続くのと丁度うまく重なって姫路城~大手前公園(各種催し)~総社と続くラインは多くの人で賑わっている。

 「三つ山祭」は、播磨国の総社「射楯兵主神社」の神門前に直径約10m高さ約18mの三つの巨大な置き山をしつらえて、この頂上の「山上殿」に全国の神々をお呼びしてお祀りするという祭事である。この神社の御祭神である射楯神・兵主神が、神々をお呼びするために日常のお住まいである正殿を離れて神門の上に造られた「門上殿」にお遷りになられる「門上殿渡御祭」が執り行われるところからお祭りは始まる。つまり、このお祭りの期間中、射楯神・兵主神は、神社の正殿には不在で、「門上殿」に居られるわけである。そのために神様にお食事を差し上げる「御饌祭」も、神官・氏子代表はお祀りの期間中毎朝「門上殿」及び三つの「山上殿」に登って執り行われる。

 しかし、この期間に神社にお詣りに来た人々のほとんどは、「門上殿」に向かって参拝する訳ではなく、いつも通り拝殿前で柏手を打っている。そればかりではない。横綱白鵬の土俵入りの奉納儀式も正殿に向かって執り行われ、横綱は山上殿には一顧だにしないのである。「ななな、なんと失礼な!!! 門上殿にいらっしゃる神様にお尻を向けて奉納するとは・・・」
 別の機会に、調査・取材に来られていた教育委員会の腕章を巻いた先生にこのことをお伺いしてみた。先生曰わく、「微妙な問題で難しいですが・・・神様はあくまで正殿にいらっしゃって、分身とでもいうようなものが門上殿にいらっしゃる・・・とでも考えてはどうでしょう。正殿にはずっとお供物も置かれていますし・・・」というお答えであった。教育委員会の腕章は伊達ではなかった。「さすが教育委員会」と妙に納得して帰ってきたのである。

 

 「そうか、神様はどこに存在するか確率でしか表せない量子力学の電子みたいなのものなのだ。あちらにも居らっしゃるし、こちらにも居らっしゃるのだ。」

 

このファジーさ、融通無碍、いい加減さが、仏教やキリスト教というような宗教の流入にもかかわらず、民衆の生活の基盤みたいなものとして神社信仰が長く生き延びて続いている源なのだろうか?

2012/10/10

李明博韓国大統領が竹島へ上陸して2ケ月が経った。領土問題というのは本質的に解決が不可能な問題だ。歴史的にどういう経緯があったかを理解していない人々を含めて、紛争両国の国民のほとんどは紛争地を自国の領土であると考えるものだ。両国ともに政権担当者はこの国民の意識を無視することは絶対にできない。日韓両国政府が今後どのように対応していくのか、小生にはわからない。ただ、一つ確実に言えることは、李明博氏はパンドラの箱を開けてしまったことだ。中から飛び出したものは「もうこれ以上戦争責任を負い目に感じて韓国の言い分に配慮する必要はなくなった。何も遠慮する必要はない。」という多くの日本国民の感情であろう。韓国の為政者は日本国民の多くが戦争責任に負い目を感じていたことを理解していなかったらしい。日本国民は戦争責任を感じていたからこそ、日本政府が韓国に有利なことを決定しても、耐えてきた。しかし、李明博氏は日本国民の戦争責任呪縛を解いてしまった。竹島の実行支配がさらに進んだと喜んでいる韓国国民も多いかも知れない。しかし恐らくこの日本国民の感情の変化は、日本政府の対韓方針に影響を与えないはずはなく、今後の韓国にとって極めて大きい不利益の発端になったことは疑いない。

 

上陸事件後二ヶ月を迎えようとする中、サーチナ(2012109 09:01)によれば、「韓国大統領府で李明博(イ・ミョンバク)大統領が8日、麻生太郎元首相や中曽根弘文自民党参議院議員など、日本の政界関係者と両国の懸案について意見を交換した。」そうである。「李大統領はこの席で、天皇陛下の訪韓をめぐる発言の真意について釈明した。李大統領はこの席上で、今年8月に発言した天皇陛下への謝罪要求について、「真意がしっかりと伝われば理解されただろう」と麻生氏に説明した」らしい。それに対して、「麻生元首相は「それなら十分に理解し、共感する」と答えたという。」ことである。サーチナ配信のニュースには竹島問題に対して話し合いがなされたのかどうか、何も言及されていない。恐らく日本側から竹島については何も積極的に話しをしなかったのだろう。日本の元首相及び元首相の息子のバカさ加減にあきれる。韓国はそのうち、日本の元首相が李明博大統領と会談した際に「李明博大統領が竹島に上陸したことを問題にもしなかった」と、韓国の言い分の正当性を自国民ばかりでなく国際舞台においても宣伝し始めるに違いない。

 

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2012/10/09

「厳格な管理都市・姫路に、ゆるやかな管理を見た」

 

朝の散歩に城内を回ってきた。三の丸広場は菊花展にむけての準備が進んでいる。何台かの車が城内に入ってきている。その中の1台のダッシュボードには確かに許可証が置かれていた。そのほかの車にはそんなものは置かれていない。三の丸に自転車が入ることを危険だと言って毛嫌いしている管理事務所は、自動車が無許可で乗り入れることには無頓着だ。三の丸広場で催しがあるときはいつもこうだ。許可証のない車が行き来している。これが世界遺産・国宝姫路城の管理だ。(決して菊花展の準備に来ておられる方々に文句を言っているのではない。姫路城の管理を論じているのである。)

 

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2012/10/09

 

「信じられないことに出くわした」

 

7日、十数人のスタッフとともに11月に主催する歴史ウォークのルート下見に行ってきた。昼食場所に想定している花の北市民広場でのできごとである。警備員がやってきて、「ここを使うなら許可を申請せよ」という。市民センターの管理者に、おかしいではないかと詰め寄っても、やはり許可が必要と言う。市民広場は市民が自由に憩う場所ではないのか? 前もって許可をとって使うような場所だろうか?姫路市は何を考えているのだろう?(もっとも、市が直接管理しているのではなく、外郭団体が管理しているので、市に文句を言いに行っても、市の管理ではないと言い訳するだろう)


まるで落語の「ぜんざい公社」の世界である。ぜんざい一杯を食べようと注文すると、身分証明書や健康診断書の提出を求められるというお役所仕事を皮肉った落語の世界が、姫路市では実現されている。

 

市立の建物や場所を管理するのは、「できるだけ多くの人に快適に利用してもらう」のが目的の筈である。ここでは、警備員だけでなく管理者も「奇麗に保ち、何事もトラブルが起きないために、利用しようとする市民を排除する」のが彼らの仕事だと思っている。

 

彼らは極めて熱心に仕事をしているのだろう。その日も市民広場は誰も利用していなかったのでそれがよく理解できた。

 

916日の本欄に、「姫路城の観光にやってきた青年がバイクを止める場所がなくて困っていた」ことを書いた。姫路というところはおかしな町になってしまっている。小生は姫路城が好きだ。多くの人に見てもらいたいと思っている。しかし、「姫路へは来ないでください」と言わざるを得ない。不愉快な目に遭って姫路が嫌いになってもらいたくないから。

 

今の姫路は「不愉快な管理」が多すぎる。

 

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2012/10/01

「自転車つながりで、ついでにもう二、三本突っ張りを・・・」

 

先日、姫路では自転車が迫害されていることを述べた。


着々と規制が進んでいる(写真①)。市内至る所の歩道は、自転車が占拠できないように、自転車の代役でバリケードが占拠している(写真②③)

自転車を規制する目的は、歩道を人が歩けるようにすることだったのではないのかなぁ????

何のための自転車締め出しなんだろう????

「小生のような馬蚊にはわからない」

 

既に成果は着々と得られている

自転車を置いても文句がでない個所は、自転車が道路の中程まで二重・三重に拡がってまで、繁華街へ出向いた市民を暖かく出迎えてくれている(写真④⑤⑥)

 

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2012/09/26

「小生のような馬蚊にはよくわからない」

 

    鳥取からバイクで姫路城を訪ねてくれた二人の若者にお城の近くで会った。バイクの駐輪場を探していると言う。お城の前の駐車場(管理は市の外郭団体だ)でバイクば駄目たと断られたそうである。こんなやり方が「世界遺産・国宝のお城を持つ観光都市・姫路の現状だ。 彼らはi-phoneをもっていたので地図が出る。駐輪できそうな場所を教えてはあげたけれど、そこが絶対に文句が出ないという保証はないので、小生も「ここに止めなさい」とは断言できない。

  用事を済ませたあとで、お城の管理事務所に、「なんとかしないと駄目だ」と文句を言いに行った。たまたま話を聞いてくれた職員も、よくわかった人間であった。彼によると、お城の周辺にバイクを止める場所は無いのだと言う。お城の管理事務所に配属になって、そういう問題があることに気がついたので駐車場にもかけあったそうである。が、駐車場の管理者は話に乗ってくれないそうである。

 

  小生は姫路は住みよい町だと思っている。だが、行政は全く駄目だ。

 

  今、姫路市は駅前一帯の道路に自転車を止めさせない行政を展開している。「止めるな」というのが仕事なら小学生でもできる。こんな仕事に高い給料を払う必要はない。止める場所を確保した上で「ここに止めてください」と言って始めて仕事と言えるのである。市の職員は本当の意味での仕事をしているのではないのである。姫路市のトップはそこが全くわかっていない。

  姫路城でも同じことだ。「城内に自転車の置き場はありません。」という看板はあるが、駐輪場を明示した看板がない。姫路城でも駅前でもやり方は同じだ。トップの行政手法に問題があるとしか思われない。

(行っておくが、政治的な主義、主張の話ではない。ごくごく常識の問題だ)

 

  駅前周辺に自転車が止められないので、お年寄りが困っている。車でも行けない。足が弱っているので歩いても行けない。自転車で行けなくなったから駅前には行かない。駅周辺の商店街は自分の店の前から自転車がなくなってスッキリしたと思っているかも知れないが、駅周辺に買い物に行く人(回数を含めて)は確実に減っていると思う。自分の首が占められていることに気がついていない。

 

  以前には自転車が置いてあった場所には障害物を置いて自転車を置けなくしているので、そのような場所が歩き易くなったわけでもない。つまり、以前に自転車が置けた場所は障害物が置かれて場所が占拠され、自転車を置いてもよい場所には以前よりも沢山の自転車が集中して道の真ん中まで自転車置き場になってしまっている。 

  いったい何が良くなっているのか?何をしようとしているのか? 「小生のような馬蚊にはよくわからない」

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2012/09/25

「小生のような馬蚊にはよくわからない」

 

   MSN産経ニュースによれば「民主党の鳩山由紀夫元首相は25日、日中国交正常化40周年に合わせた招待を辞退すると中国側に伝えた。」そうである。なぜ「招待を辞退」するのだろう。・・・なぜ、「招待を拒絶」しないのだろう。

 

   国を異にしていても国民と国民は平和で友好的な関係が続くのがよいに決まっている。「よいに決まっている」という以上に「良くなければならない。」そんなことは当たり前のことだ。しかし、国と国との戦争というものは、なにも武力的な交戦状態にあるときだけではない。問題が表面化しているときだけではない。国を預かる政治家にとって、国と国とは24時間・365日常に戦争をしているのだという認識が無くてはならない。外国の政治家と満面の笑みを浮かべて握手をしている時でもである。言うべきことは言わなければ国は成り立っていかない。

   中国・韓国との今のいさかいに対して日本の政治家は受け身の行動・発言に終始している。勿論、強硬論だけで解決する問題でもない。しかし、余りにも受け身過ぎる。国内の与野党、党内の対立に対しては積極的であるにもかかわらずである。

 

   「政治家のガラパゴス化」は益々日本を駄目にしていく。小生のような「言いたいことも言えない」人間は政治家になるべきでない。もっとも「言ってはいけないことを言ってしまう」人間も政治家にはなってもらいたくないが・・・ 

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2012/09/18

ホームページを作成中。Jimdoのツールは複雑なことはできないが、HP作成の技術を持たないものでも、なんとかなりそう。(もう少し、フォントに変化がつけたりできれば・・・などとは思うけれど・・・)データ容量が大きくてもHPを無料で維持できるように、サイズの大きいPDFファイルはMSNのSkyDriveに保存してリンクさせるようにした。見る人にとっては使いづらいかも知れないが、止むを得ない処置としてご容赦願うことにしたい。